増やさない幸せ
こんにちは! みーやんです。
ご覧いただきありがとうございます。
ブログを書いていたら一気に晴れて
きれいな青空が広がってきました。
なんだかいい月曜日になりそうな予感です♪
今日は「増やさない幸せ」というテーマでお話しします。
私たちは日々いろんな経験をしていくなかで
「成功」や「快楽」をあじわいますよね。
例えば、「モノを買う」という経験で
生活が便利になったり、
「おいしいものを食べる」という経験で
お腹や心を満たせたり、
「お金を稼ぐ」という経験で
スキルや承認が得られたりすることもあると思います。
「経験」の中には、もちろん苦しい時間もありますが
いわゆる「幸せな時間」がたくさんあります。
では、この「幸せな時間」は増やせば増やすほど
人生を豊かにしてくれるのでしょうか。
みなさんはどう思いますか?
私は、幸せの中には
数や時間に比例しないものもあると思います。
「増やすことで不幸に変わる幸せもある」と
言い換えられるかもしれません。
その理由は、「幸せ」には劣化するものがあるからです。
自分の欲を満たす時間は幸せですが、
それを増やしすぎると
同じ経験をしても幸福を感じにくくなり
より刺激の強いものを求めるようになります。
安全な暮らしや心を豊かにするためにモノを買っていたはずが、
目的を忘れて“もっともっと”という欲に翻弄されれば
「買い物依存症」になってしまいますね。
いつまでたっても満たされない状態は
どう考えても幸せとは言えません。
少し話がそれますが、
昨日、買い物帰りの車内で、
娘がこんな質問をしてきました。
「明日の一番の楽しみは何でしょう?」
私は、「学校で何か楽しいイベントがあるのかな?」と
聞いてみたのですが、
その答えは、「今日買った靴下を履くこと」でした。
そんな娘が今朝一番に起きてくると
一目散で昨日買った靴下を履き、
満面の笑顔で「ママみてー!!♡」と
キッチンに入ってきたんです。
娘にとって「新しい靴下を履く」ということは
私が想像する以上にファンタジーだったようです。
見ているこっちまで幸せな気持ちになれました。
でも、これがもし毎日新しい靴下を買いに行くとなれば
「新しい靴下を履くこと」へのワクワクは減るだろうし、
逆に、毎日靴下を買いに行くことが
面倒に感じるようになるかもしれません。
ときどき、「え〜〜〜またカレー?!」と
言われてしまうように・・・^^;
そう思うと、「幸せな時間」は多いほどいい!
とは言えないし
いろいろな幸せを知っていく中でも、
感謝する心をは忘れてはいけないと感じました。
今朝、娘が見せてくれた笑顔と
靴下を履いた軽やかな足が
「足るを知ること」の意味を
改めて教えてくれた気がします。
靴下ファンタジーの心、私も取り戻せるかな〜。
今日のお話が何かのお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みーんなにとって幸せな日になりますように。
みーやん
